2008/11/04
10月31日から11月3かまで、大道芸ワールカップin静岡を見に行ってました。 4日間のべ20組近いパフォーマーの感想を一から書いては流石に冗長なので、かいつまんで行こうと思います。
加納真実。
すでに紹介するまでも無いこの方。静岡でも多くのファンの方に囲まれていました。 後述しますが、ファイナル最高でした。
大道芸人さんは口より先に手が動くといったイメージですが、この人は手より先に口が動く。そして毒を吐く。 どこまで本気か、来年は話術でワールドカップを狙うとかw
他所の観戦ポイントで年配の方が「名前は忘れたけど、あんまり芸しないけど話が面白かったよ」と言っていたのを聞き、 私、多分小出さんの事だなとひとりでニヤついてました。
シルク=サーカスの名前どおり、バランス芸あり、コメディーあり、猛獣ショー(?)あり、おまけに三人で火まで吹く。 短い時間にいくつもの芸が詰め込まれています。
ちなみに、青髪の立川さんは静岡出身。やはり同郷人は特に応援したくなります。
特に男性に人気の高いこの方。舞台に上げられた方も皆満更でもない顔をする。 うん。正直羨ましい。
私が始めてこの2人を見たのは、多分8年位前。見れば見るほど怪しさを増していく気がw この二人、魂の半分くらいは異次元に存在してるんだと思う。
ル・テニス。
クラブを使ったジャグリングは良く見るけど、テニスという形で表現したのは初めて見ました。 何気に審判のイカれ具合もいい味出してます。 思わずここはウィンブルドンのセンターコートかと思いました。嘘です。思いませんでした。 審査員特別賞に選ばれたのも納得です。
昭和の香り漂う清廉なお二人。でも良く見るとわりとイカれてる。 ジワジワと迫ってくるような、あるいは少しずつ底なし沼に飲まれるような笑いがクセになります。 流石、沼袋系マイムの正統継承者。
今回、観戦の場所取りを失敗して5人全員が写っている写真がコレしかない。不覚! それはともかく、この人たちは実に上手に観客を巻き込んで盛り上げていく。 パフォーマーと観客の一体感なら間違いなくNo1だと思う。
各地の大道芸フェスでもお馴染みのこの方。 今回も、最初から最後まで観客の笑いが途絶えないパフォーマンスを披露してました。 まさにベテランの貫禄って感じです。
私は2日目に観たのですが、初日に披露した新ネタのウケがイマイチだったらしく、内容を大幅に変更したそうです。 より良いパフォーマンスになるよう妥協せず努力するからこそ、あれだけの素晴しい舞台になるんだなと改めて感心しました。 静岡では8年ぶりという愛のランナーネタも堪能しました。
カナコフ。
ロシアンバーを使ったアクロバットでコミカルな恋愛劇を披露した4人組。 今回のチャンピオンに輝いただけあり、見る者全てを惹きつける素晴しいステージでした。 ぜひ来年も見たいパフォーマーです。
ファイナルステージ。
ファイナルだけのスペシャルパフォーマンスを披露してくれたのは、矢部亮・桔梗ブラザース・ちゃんへん.のSPジャグリングユニットと
加納真実・バーバラ村田・シルヴプレのSPマイムユニット。
特にマイムユニットは最高でした。4人の青ジャージが徘徊する様には笑わずにはいられません。
これを見れただけでも来た甲斐がありました。
今年も4日間堪能しました。来年も仕事休んで見に行こう。
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